点火時期調整はタイミングライトで〜
なんていう記事を先日書きましたが・・・
このブログってMATTWEB商品を案内するブログでは無いの?
と自分でも思ってしまいます(^_^;)
まあ工具を使って何をする?と言う内容なので
自社で扱っている工具でも扱ってない工具でも〜
ガレージライフ全般を記事にしています!!
商品案内だけではつまらないからね^^
という事で本日は「上死点前何度?」と言う設定作業に関して
実際、ピストンはどんな感じなのか?
せっかくバラバラのエンジンもある事だしさあ実際に見てみよう!
と・・・
ヘッドの外れた350エンジン V8の5700ccですね。
1気筒約712cc
デカいピストンだよな〜
シングル400ccでもドコドコと結構トルクフルなのにそれよりデカい700ccオーバーが8個!!
以前、作ってみたのですが、ダメになったハーモニックバランサーに鉄棒を溶接し
クランクを回す道具^^
それを差し込んで!!
点火時期のメモリが付いているタイミングカバーを外してしまっているので
分かりにくいのだが・・・
白線 上死点0度
赤線 上死点前10度
黄線 上死点前30度
緑線 上死点前50度
それ用の分度器が無かったので文具屋に売っている分度器使いましたから・・・(^_^;)
多少のズレはご了承ください。
カバーを外す前の状態
メモリ中心が0度ですよね?
真直ぐ線を引くと丁度タイミングカバーボルト位置に当たったので・・・
でもってピストンはどの位動いているんでしょうか?
気になるところ^^
0度
面一ですね。
ガスケットを噛ませば少し下がっている感じに見えるでしょうケド
上死点前30度
10度の画像が無くスミマセン><
でも30度でたったこれだけしか下がっていないのだから〜
想像でお願いします!!
50度ではこの位下がります。
シリンダーに跡が残りますがピストンリングが来ている上限の境目です。
アイドル状態では上死点前10度に設定したとして・・・
ホントに圧縮し切る直前に点火をしていることが解りますね^^
混合気は爆発では無く燃焼なので〜
徐々に燃え広がります。
ハイオクだともっとゆっくり燃焼が広がるんだと思います。
上死点0度で点火したら、スカされた感じになるでしょう。
バイクをエンジン掛けるとき、思いっきりキックペダル踏んだら、すっぽ抜けた><
と言う感じと同じかな??
ブランコで急いで高く上げようとして逆に全然上がってない!となっている子供の様な感じかな?^^
あまりにも点火が速いと上がってくるピストンを押さえてしまう感じになるだろう。
遠心やバキューム進角で回転数上げるとどんどん進角させないとならない理屈も判りますね。
この位の微妙な感じだと・・・
ヘッドガスケットを薄いのにした!!とか厚いのにした!!
って事でも変わってくるという事かなぁ
燃焼室が広くなるだけで、燃焼開始からピストンを押し始めるまで
時間に差が出ますよね?
ううむ
なんかこんな事を極めたい。
ああ、ちゃんと可動しているエンジンの中を眺めていたい(-_-;)
こんな風に動いてます!!ってエンジンを切ったディスプレイありますよね?
いやいや、そんなんじゃ無く・・・ちゃんと燃焼している所を眺めたいな〜
丸一日眺めていられると思うよ^^
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