ご質問を頂いたので・・・
回答致します。
ご質問の内容は
「カットオフスイッチはマイナス側に繋ぐのですか?」
です。
まずは商品のご案内から
MATTWEBで扱っているカットオフスイッチ
バッテリーカットオフスイッチと言いますね。
車やバイク用、トラックやキャンピングカー、ボート等
様々なものに使われると思います。
ロータリー式カットオフ
ON→OFF→ONを一方回転で繰り返すタイプ。
逆回転も問題なく可能です。
プッシュオフスイッチ
押すとOFF
安全スイッチ等に使いますね
カットオフスイッチ
ON、OFFは通常のトグルスイッチの様に行き来させます。
様々なタイプがありますが共通するのは「大容量」という事です。
車のバッテリーは50アンペア〜115アンペア等の物ですよね。
アメ車でも100A程度でしょう。
セルを回す為、大排気量には大きなバッテリー
と言う感じです。
大電量の電装品を積んでいても大きなものにするケースがあります。
他の電装品と異なり、カットオフスイッチはバッテリーから出る一番太い配線に噛ませるので
大容量必要となります。
250Aや450A
瞬間的には1000AOKなんてのも・・・
まあ200A対応があれば問題は無いでしょう。
12Vでも24Vでも問題はありません。
またバッテリー2つを繋いでいるものの場合
12Vを並列で2つ繋げている物は12Vのままでアンペアは2つを足したのが容量
12Vを直列で2つ繋げている物は24Vとなりアンペアは1つ分が容量
ちなみにワットはボルト×アンペア
なのでご参考に
カットオフスイッチを使う理由は
@エンジンを長期掛けない場合、自然放電等でバッテリーが上がるのを極力防ぐ為
A旧車等での漏電などが見受けられる場合
B車を弄る場合、感電防止にバッテリーは外しておく事をお勧めします。頻繁に車を弄るならスイッチがあった方が・・・
等々
でもってマイナス配線側に取り付ける理由は・・・
車やバイク等、バッテリーから出る太い配線はマイナスとプラスがありますが
プラス(赤)はマグネットスイッチ又はセルモーターに繋がっていると思います。
一方、マイナス配線はボディに繋がっていると思います。
電装品は各々ボディアースされていて結果的にバッテリーマイナスに行っていますね。
カットオフスイッチを取り付ける場合、マイナス側の方が良い!!と言うのは
万が一何処かへ接触しても「結局はボディアースなので」問題の発生が低いと言う事です。
プラスへ接続してもいわゆるスイッチですので効果は同じですが、万一その端子がボディ等に触ってしまったら?
一気に電流が流れショート、発熱、発火の可能性が出てきます。
プラスは電装品に繋がるのであり、ボディに繋がってはいけません。
工具などで触ってしまうのも危険です。
マイナスであれば万一接触しても実際プラスの方が電装品に行っている訳で、可能性が大分変ります。
という事です。
なので・・・
スイッチと言うとプラスに接続?と思うかも知れませんが
マイナスへ繋いで頂く事をお勧めします。
実際、スイッチはプラス側に繋いでもマイナス側に繋いでも同じ効果です。
MATTWEBの電装部品はこちら↑
追伸です^^
何となく・・・上手く説明出来たかな?と・・・
心配だったので絵を書いてみました^^
図の上はカットオフをマイナス側に配置した場合です。
プラス側は動かしていない時にはどこにも繋がっていないはずです。
スイッチの切り忘れや電装系の漏電等がある程度
マイナスを切る事でそれらのロスをカットします。
図の下はプラス側に配置した場合のものです。
マグネットスイッチがすでにリレーのスイッチですのでスイッチが2つ連続しているだけの状態になります。
漏電等の対策としてしっかりとしたスイッチを噛ませることで効果は同じように得られますが・・・
ここで心配なのはスイッチ自体の端子がボディなどに接触してしまったら?
工具などで触ってしまったら?
マイナス配線が繋がったままですので一気に電気が流れます。
「マイナス側でも端子が接触すれば同じでは?」
いえ、マイナス側は元々ボディアースですので接触してしまったとしても問題はありません。
電装品は必要な電流を通すだけですのでバッテリーが100Aあっても、電装品が10Aなら10Aだけ流れます。
各々スイッチがあるわけですので、漏電や電装品故障で無い限り流れませんし、漏電で100A流れていたらそもそも配線全てが燃えているはずですので可能性は低くなります。
プラスがボディに接触してしまったら100Aそのまま流れてしまいますので、カットオフスイッチはマイナス側に繋ぐ方が望ましいという事です。
同じ事2度書いてますね(-_-;)
余計な追記だったらスミマセン><
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